私の住む田舎での空き家問題

私の身の回りで起きている空き家問題について紹介します。私の生まれ育った町は中野市で注文住宅を建てたのですが、周りを山に囲まれている田舎町です。そしれ例に漏れず、若者が町からどんどんいなくなり、年寄りばっかりが残る町となっていました。そして、そんな町の様子が現れているのが、空き家です。既に私が小さい頃から町ではいくつかのボロボロになった空き家があり、よく空き家探検(今考えれば不法侵入ですね…)なんてことをしていましたが、最近ではその数も増えてきており、ちょっと町を歩けば、必ず空き家に当たるといった現状になっています。実家の向かいの家も、息子が一人出て行って、老夫婦が住んでいたはずでしたが、しばらく前から空き家となっていて今後どうなるのかが分からない状態になっています。家と庭、畑のある家でしたが、畑には草が生い茂っていました。以前はビニールハウスがありましたが、ビニールハウスは片付けられていたので、一応管理者はいるのかな、という状態です。恐らく管理者もここに住もうとは思っておらず、売りに出しているのでしょうが、こんな田舎の土地で買い手が付かずに売るのに苦労しているのだと思います。田舎の空き家はこのような「売れない」というリスクが常に付きまといます。