新築住宅を建てるときの解体工事

都会ではどうかわかりませんが、田舎の一般家庭では、新築住宅を建てる際に今までの家を取り壊すことが多いので、解体工事のみを依頼することがあまりないからかもしれません。私は京都の田舎に住んでおります。田舎といっても某市の中心部(市役所から徒歩5分ぐらい)です。

城跡もある地域でその付近は白壁が続く元武家屋敷の子孫が住んでいる家もあるのですが田舎の中では一等地であるそこでも放置空き家があります。景観を守るために地域の人が壁の清掃をしたりはしていますが中の土地までは手を出せず草木が生い茂っている屋敷もある状態です。

また、職場の近くにも放置空き家がありましたがそこは入り口のドアが壊れていて誰でも入れたので一時小学生の遊び場と化していました。

市民からの通報が市役所にあったようで一時的に南京錠で施錠し、後日持ち主に連絡が取れてから半年後に解体され更地になっていました。市役所としても現状に困っているようで市報や各町内会に放置空き家や倒壊の恐れがある空き家があれば連絡してほしい旨を通達はしていて依然と比べると問題がある空き家は徐々に減っては来ていますがまだまだあるようで持ち主にも連絡が取れない物件も多々あると市の担当が町内会で話していました。

ある空き家では最近吸われたであろうタバコのごみが見つかったようで未成年素行不良の隠れ蓑になっている面もあったと考えられていて火事の恐れもあるので市役所だけでなく小・中学校のPTAなども協力して活動しています。

我が家で今回依頼した際も、解体した後にせめて物置一つでも建てておいたほうが相続税などの問題からも有利じゃないかということで、簡易的な物置を建てました。